第2回整形外科リハビリテーション研究会内容報告

1991年9月21日名古屋市東区松本義肢製作所5階会議室にて
1..岐阜リハビリテーション病院、整形外科部長の日比野光男先生による特別講演(『大腿骨頸部骨折の診断と治療』)が行われた。内容は、大腿骨頸部骨折の外科的治療法の歴史・特徴、大腿骨頸部の特徴、骨折の分類から骨頭造影による診断に及んだ。(講演内容の詳細については今後報告できる予定である。)
2.股関節についての症例検討会岐阜リハビリテーション病院、理学療法上、林 典雄先生より、両側大腿骨頸部骨折に両側後十字靭帯機能不全を伴った症例が呈示された。この症例は荷重時の膝関節痛と膝の不安定性が問題であった。対策として足底装具による立位アライメントの修正と、膝の簡易支持装具による筋力強化訓練の効率化が提案された。
名古屋市立大学附属病院、理学療法士、石田和人先生より、臼蓋形成不全を伴った二分脊椎不全村麻輝に大腿骨内反骨切り術が行われた症例が呈示された。この症例は三関節固定がなされており、股関節外旋位と膝関節痛が問題であった。膝関節痛の原因追及と荷重時期の足底装具の施行が提案された。
3.文献「拘縮手のリハビリテーション」薄井正道 日手会誌 第5巻 第6号の紹介と内容説明及び、「腱損傷(特に手指)について」の説明が、前回の症例との関連で行われた。

◎岐阜リハビリテーション病院 林典雄先生による『発症年齢からみた大腿骨頸部骨折(102例についての検討)』の発表は次回に延期となった。