整形外科リハビリテーション学会 人材育成プラン
このプランは、整形外科リハビリテーションに対し当学会の考え方を理解し、建設的に関わることができる人材を育てるために作成した。当学会の様々な活動機会を通して、また、それに積極的に関わることによって蓄えられる知識、技術、指導力を階層的に評価するものである。グレードアップならびにスキルアップは当学会が会員に求めるものであり、同時にそのグレードに相応する責任を期待するものである。
整形外科リハビリテーション学会 認定グレード 各グレードの質の保証
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C |
自ら学ぶ意志を継続して持ち続けることができる人材。 |
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B |
当学会の考え方を正しく理解するのに必要な基礎知識を有している人材。 全身の触診が正しくできる。 |
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A |
当学会の考え方を踏襲した触診に関する講義ができる人材。 全身の触診のアシスタント(技術指導)ができる。 |
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AA |
当学会の考え方を踏襲した触診に関する講義や技術指導が全身にわたってできる人材。 症例ごとに適切な病態評価ができ、妥当な治療計画が立てられ、理論的に治療できる人材 治療に関する技術アシスタントができる。 学術大会の司会を適切に行うことができる。 査読ができる。原稿指導・スライド指導ができる。 |
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AAA |
当学会の考え方を踏襲し、かつ独創性を持って触診・評価・治療に関する講義と技術指導とができる人材。 当学会の発展に尽力できる人材。 治療の指導・解説・実演ができる。 独創性・専門性に重きを置くため、講義および技術指導の範疇は限られた部位・領域となることもある。 講演、学会(主題)、シンポジウムなどの司会を適切に行うことができる。当学会以外の諸団体からの依頼に対し、講演ならびに技術研修会を計画担当することができる。 |
選考条件と選考機会
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選考条件 |
選考機会 |
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→C |
連続して3年以上会員であり、かつ指定された研修会1)に合計6日以上参加している。 |
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C→B |
①本学会学術集会または関連学会2)において複数回発表している。 ②本会定例会または各支部会において適切な症例提示ができる。 ①②のうち少なくとも1つ |
触診の研修会3)での全身の触診を説明を加えながら実演できる。AAまたはAAAが評価する。
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B→A |
①本学会学会誌に筆頭者として論文が掲載されている。 ②本学会以外のブロック学会以上の大規模学会4)での発表経験を持つ。 |
選考条件を満たした者に選考機会を指定する。十分な準備期間を与え、資料作成も行わせる。A以上の監督のもとで触診研修会の講義と触診技術指導とを行う。監督者は該当者への指導とともに評価を行う。 監督者の評価結果をもとにAA,AAAで話し合いの上決める。 |
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A→AA |
①本学会誌以外の一定レベル以上の雑誌5)に筆頭者として論文を掲載された経験を持つ。 ②本学術集会で共同演者として発表者に対するスライドならびに発表指導をしている。 ③本学会誌で共同著者として執筆者に対する原稿指導をしている。 ①~③を満たす AAまたはAAAの推薦 |
選考条件を満たした者に選考機会を指定する。 AAまたはAAA監督のもとで技術研修会の講義と治療技術指導とを行う。監督者は該当者への指導とともに評価(適切な病態把握・評価技術・治療技術・治療理論)を行う。この合格を必要条件とし、さらに司会・座長・実技アシスタント・講演など、複数回の活動内容を評価する。 監督者の評価結果をもとにAA、AAAで話し合いの上決める。 |
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AA→AAA |
関連組織・団体から依頼された講演会・技術研修会に対し、内容を企画・計画し、実行した経験を持つ。 AAAの推薦 |
査読・原稿指導・司会・技術講義・治療実技アシスタント・運営参加の内容で評価。 AAAとのディスカッションの機会を持つ。 AAAの推薦後理事会で決定。 |
【注釈】
○学会発表や学会誌・雑誌掲載は選考時から選考年度を含め6年度以内とする。
指定された研修会1)
当学会が主催する研修会(湯の山宿泊研修会・新潟全国研修会・関東全国研修会など)
その他当学会員が講師を務める各種研修会
年度ごとに見直す
関連学会2)
2)ブロック学会・都道府県学会など
触診の研修会3)
当学会主催の触診研修会で、講師・アシスタントが多数参加する研修会=実技指導者1名に対する受講者が10名以下の研修会(湯の山宿泊研修会・新潟全国研修会・関東全国研修会など)
年度ごとに見直す
ブロック学会以上の大規模学会4)
東海北陸学会・全国学会・義肢装具学会・日本靴学会・日本整形外科主催の学会・東海スポーツ研究会など 年度ごとに見直す
一定レベル以上の雑誌5)
全国版の医学雑誌(PTジャーナル・理学療法学など)
各種関連学会誌(適否は人材育成委員会で判断する)
海外医学雑誌
【注】
・当プラン開始時に各会員がどのグレードに該当するかは、代表理事とその指名者からなる組織(人材育成委員会)が基準を作り、過去一定年の実績等を根拠に行う。
・選考機会・選考方法の詳細は人材育成委員会で検討し、理事会で承認する。
・本プランは2011年4月より開始する。
1.人材育成委員会メンバー:
委員長=浅野昭裕
委 員=林典雄、岸田敏嗣、鵜飼建志、松本正知、橋本貴幸、山本昌樹、中宿伸哉、赤羽根良和、八木茂典
2.会員の初期グレード付け(自己申告により)
C :現在会員である者のうち、当年度を含めて3年以上連続で会員であるか、過去に3年以上連続で会員であった者で、指定された研修会に指定日数以上参加した者。
B :Aの選考条件を満たした者のうち、アシスタントの経験がない者
暫定A :Aの選考条件を満たした者のうち、アシスタントを経験したことのある者
A :AAの選考条件を満たした者のうち、司会や講義などの経験を持たない者
暫定AA:AAの選考条件を満たした者のうち、司会や講義などの経験を持つ者
AA :AAAの選考条件を満たし、適切な司会、講義、デモができる者。
暫定グレード:
暫定A :Aの選考条件を満たした者のうち、アシスタントを経験したことのある者
暫定AA:AAの選考条件を満たした者のうち、司会や講義などの経験を持つ者
当プラン発効初期に適応されるグレード。代表理事とその指名者からなる人材育成
委員会が過去一定年の実績等(講義や触診アシスタント、座長など)を根拠に与え
る。
を備えており、今後本学会活動に継続的に参加しようとする意志を持つ者に対し、
その実績に応じて与えるグレード。実績は講演・著書・論文等で、考え方が明確に
示されるものであること。人材育成委員会で評価し決定する。
★該当者は選考機会を優先的に得られ、能力を確認されれば正式なグレードを与えられる。
3.グレードアップの規定
C:自己申告。 Cの認定は無期限有効
B、A、AAの実技
評価基準の作成と合格ラインの設定は、人材育成委員会で作成する。
選考対象者の選出は、自己申告と推薦をもとに人材育成委員会で決定する。
選考機会の周知は、各企画の案内に含めるものとする。
指導見学制度(A、AA選考に先立ち、指導者に付いて指導方法を学ぶ機会を与える。 次年度の選考が条件 人数制限・回数制限あり)を利用できる。
4.その他
今回の暫定AはC・B・Aの選考条件を満たし、触診の研修会に参加した経験のある者とする。
2011年12月改定